初心者のプログラミング学習にMacの開発環境がオススメされる理由

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こんにちは、テクトレブログ編集部です!

 

今回は、プログラミング初心者にMacでの開発をおすすめする理由について解説していきたいと思います。

 

本格的にプログラミング学習を始めるにあたって、「PCを新しく準備しよう!」と思う方も多いはず。

人によっては、初めてのマイPCの購入に悩みが尽きないかもしれませんね。

 

私自身もプログラミングを始めて少したった頃に一念発起してMacを買いましたが、その時はとても悩んだものです。

なぜなら、ネットを検索するといろんな情報が出てきて、結局どのような理由でMacが良いのかわからなかったからです。

そこで今回は、なぜプログラミング初心者にはMacがオススメなのか、その理由を解説していきたいと思います。

 


目次:

Macの方がアプリの開発がやりやすいというのは本当か?

初心者のプログラミング学習でMacがオススメされやすい理由

  1.スタートアップ界隈ではMacが多い

  2.iOSアプリの開発などもやりやすい

  3.事前準備なくターミナルなどが使える

  4.Windows特有のバグにハマりにくい

  5.WindowsはMac上でも動かせる

WindowsのWSLについて

ゲームの開発がしたい場合などはWindowsがオススメの場合も

まとめ


 

 Macの方がアプリの開発がやりやすいというのは本当?

 

アプリの開発のしやすさは、どの言語を使うのかや個人の好みにもにもよります。

例えば、RubyやPHPなどの言語でサーバーサイド開発をする場合は、環境構築などにおいて事前準備にかかる手間がMacの方が少ないので、敷居が低いと言えるでしょう。

実際、Javaでの大規模開発などではWindowsマシンを使っている場所も多いです。

インターネット上に開発用のサーバーを用意して、そこにWindowsからTeraTermなどのターミナルエミュレーターでアクセスして開発をすることもあります。

ただ、あなたがプログラミング初心者で、WebアプリやiOSアプリを作りたいと思っているのならMacで学習を開始することをオススメします。以下で、その理由を説明していきます。


 

初心者のプログラミング学習でMacをオススメする理由

 

1.スタートアップ界隈ではMacが多い

 

Webやスマホなどの特に比較的モダンな開発環境を扱うIT企業ではMacのシェアが高いことが挙げられます。

実際、渋谷付近のIT勉強会などに参加してみると、ほとんどの人がMacのノートパソコンを持ってきています。

勉強会などに参加してあれば動作環境を合わせておくと、利用ツールなども合わせやすく、何か問題が起こった時にも話が通じやすいです。

また、QiitaやStack OverflowなどのQAサイトでも、特に開発環境に依存するようなエラーの場合で、特にスタートアップ界隈で使われているような言語の場合はMacの利用を前提とした解説記事が多いため、エラーの解決情報を探すのが容易になります。
 

 2.iOSアプリの開発などもやりやすい

 

あなたがもしiOSアプリの開発・配布を目標にしているなら、Macが必要です。

アプリの開発自体はWindowsでもXamarinとよばれるものなどを利用すればできないこともありません。

しかし、特別な手順を踏む必要が出てくることもあり、特に初心者にはオススメ出来ません。

 

また、開発だけでなく、配布をするには結局Mac上のXCodeというツールでコンパイルする必要などがあるため、本格的にiOSアプリを開発をするにはやはりMacが必要と言えます。

(参考:Xamarin.iOS 開発のために Mac とペアリングする)

 

さらに、iPhoneとMacの両方を持っていると、Safariで同期してスマホの挙動のデバッグなどがとてもやりやすいです。

iPhoneもMacもAppleが提供しているものなので、このように連携して便利に使える機能もあるのは嬉しいですね。


 

 3.事前準備なくターミナルなどが使える

 

Macにはアプリのインストールや管理を簡単にするHomebrewというパッケージ管理システムがあります。

このHomebrewのおかげで、前提知識がなくてもコマンドを打ち込んでいくだけで比較的簡単に開発環境を構築することができます

※最近はWindows用のターミナルなども出てきたようですが、まだ一般的ではありません。

参考記事:Microsoft、"Windows Terminal"のFAQを公式ブログで解説(マイナビニュース)
https://news.mynavi.jp/article/20190507-819996/

 

プログラミング言語の学習を「とりあえず始めるだけ」ならば、Git, Ruby, Pythonなどが最初からインストールされているところもMacの嬉しいところです。

※ただし、本格的に学習するためにはしっかりとパッケージ管理ツール経由で入れることをオススメします。

 

ちなみに、パッケージ管理システムを使った環境構築など、同じようなことをWindowsでやる場合はWSL(Windows Subsystem for Linux)というシステムを使うことで可能になります。

 

しかし、これは結局UbuntuというLinuxディストリビューション経由でWindowsを操作するという仕組みなので、ある程度のLinuxの知識などが必要となってきます。そのため、初期の学習コストがかさみ初心者にはとっつきにくく感じてしまう場合もあるでしょう。
 

WindowsでもMacと遜色なく開発することはもちろん可能なのですが、必要となる前提知識(準備すべきステップ)がMacの方が少ないので、特にプログラミングスクールなどではMacの使用を推奨している所も少なくないのです。

 

 4.Windows特有のバグにハマりにくい

 

先ほど触れたWSLなどでLinux環境をWindowsPC上に作って動作させる場合は特に問題はないはずですが、もともとLinuxなどを想定して作られているものをWindows上で無理やり動かすような形で使うと、細かい環境の差異から特有のバグを踏むことがあります。
 

MacやLinuxを使うことを前提として動作するように開発しているライブラリなども多いので、Windows上で環境差異によるエラーが出た場合は解決することも難しくなりがちです。


 

5. WindowsはMac上でも動かせる

 

実は、MacではAppleが提供しているBoot Campというツールで比較的簡単にWindows環境を構築することができます

この機能は、Windows上でしか動かせないソフトを使いたいときなどにとても便利です。

 

 

しかし、Windows上にmacOS環境を構築することはできません。(仮に物理的に可能だとしても、ライセンス違反ですからやめましょう)


 

つまり、Macを使っているときにWindows環境が欲しくなったらMac上でWindows環境を構築することができますが、Windowsを使っているときにMacを使いたくなっても、macOSの入ったPC本体を新規購入するしかないのです。

一方でMacであれば一台でMacとWindowsの環境を構築できるので、新たに高額なPC本体を買う必要はありません。

 

その点では、WindowsとMacのどちらを買えば良いかわからないときはmacを購入しておくと良いかもしれませんね。

 

WindowsのWSLについて

 

WSLはWindows Subsystem for Linuxの略で、Windows上でUbuntuというLinux環境を使えるようにできるものです。

以前のWSLは動作がやたら重いという点で不評を買っていましたが、WSL2で改善されるそうです。

利用には準備も必要になりますが、これからはWindowsでアプリ開発をする人も増えるのではないかと思われます。

 

 

ゲームの開発をしたい場合などはWindowsがおすすめの場合も

 

これまで、RubyやPHPなどの言語を使って特にサーバーサイドの開発を行うという前提でMacをオススメしてきましたが、もしあなたがUnityなどを使ってゲームの開発をメインにしたいと思っているのならWindowsの方がハイスペックなPCを用意しやすいという点でオススメかもしれません。

WindowsのノートPCはメモリやグラフィックボード、ハードディスクなどのパーツを自分で換装したりできるもので、安く高性能なパソコンを組み立てることも可能です。しかし、MacのノートPCの場合は自分でパーツを付け替えたりすることは基本的にできません。

同人ゲームも殆どはWindows向けに開発されますし、市場全体で見た場合にWindowsはシェアが約7割と非常に多いためフリーソフトも多くあります。

そのため、同人ゲームの開発(動作確認)や動画や音声を編集するフリーソフトが欲しくなった場合もWindowsの方が探しやすいことがあるでしょう。

(参考:Desktop Operating System Market Share in Japan - June 2019

 

 

サーバーサイドのアプリ開発であれば、初心者には比較的環境構築などが簡単なMacをオススメしていますが、作りたい物や予算によってWindowsの購入も検討して調べてみるといいでしょう。

 

まとめ

 

  • Macは開発の初期設定(環境構築)が簡単
  • Linux(Ubuntu)を操作できる知識があるならWindowsも良い
  • iOSアプリ開発等をするならMacが必要になる
  • MacならWindows環境も作れる

 

以上の理由から、(お金があれば)プログラミング初心者にはMacをオススメしています!
 

 

TechCommitで開発環境構築などについても聞いてみよう

 

TechCommitでは、Slackワークスペースに初心者が特につまづきやすい環境構築に関して開発環境構築専門チャンネルを用意しています。

開発環境構築に関してつまづいたり、心配なことがあればぜひ聞いてみましょう!
 

Macなどの購入に関してはコチラも合わせてどうぞ

 

TechTrainingではWeb開発の基礎の解説をマンガ形式で連載しています。

その中で、開発マシンとしてのPC選びに関して解説している回がありますので、ぜひ目を通してみてください。

 

EP.2 開発マシンを準備セヨ@東雲すみれのWEB開発

 

PCの購入は安い買い物ではないので、ちょっとしたイベントですよね。購入したPCはこの先数年、毎日のように使うものですから、自分がどのような用途でPCを使いたいのかをよく考えてから購入をしましょう!

 


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