英語が苦手なITエンジニアのための英語学習戦略

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こんにちは、テクトレブログ編集部です!

この記事を読んでいるあなたは、少なからず「英語を学ばないと」と思ってここにたどりついたのではないでしょうか?

最近はどこに行っても「英語力は大切」と耳にしますよね。
しかし、実際のところ英語ができるとどのような嬉しいことがあるのでしょうか?

そこを知らないと、英語を学習する意欲も出てきませんよね。
また、英語が大切だとわかっても、目的をはっきりさせないと学習方法が決めきれずに、つい後回しにしがちなんてこともあるかと思います。

 

そこで今回は、
・ITエンジニアにとって英語ができると何が嬉しいのか
・英語を学習する際に気をつけるべきポイント
について書いていきたいと思います。

 


この記事のターゲット

今回の記事は、英語が得意ではないITエンジニアを対象としています。

・英語は苦手だけど学ばなければと感じている方
・これから英語を学んでいこうという方

以上のような方が英語に苦手意識を無くしたり、英語をツールとしてある程度使えるようになるための学習指針を提案していきます。

ほとんどの項目は一般的な英語学習にも当てはまるものですが、英会話などには触れておらず、具体例もIT寄りのものとなっています点はご注意ください。


個人的な英語の学習歴・レベル感

主題に入る前に、軽く記事を書いている私の自己紹介をしたいと思います。

TechCommitで英語メンターをしているDaisukeと申します。

・留学経験や海外在住歴はありません
・ネイティブレベルからは程遠いです
・英会話はあまり得意ではありません
・実は英語が大の苦手で嫌っていました

このような点で、この記事を見ている皆さんの多くと同じ境遇なのではないかと思っており、また同じような目線からのアドバイスをできるかなと思っています。

参考までに、現在の状況を目安までに書きますと、以下のようなレベル感です。

・TOEICは900点半ばくらい(模試のみ)
・英語で論文を読み書き可能
・時々、海外大学の授業の字幕翻訳をしている

今では抵抗なく英語をツールとして使っていますが、もともとは英語が大の苦手で避けていました
学ぶ中で色々な苦労はありましたが、苦労したからこそ英語が苦手な人の気持ちもわかるし、どうしていくべきかといったことについてお伝えしていけると思っています!

 

 

ITエンジニアが英語を学ぶメリット

それでは、はじめに英語を学ぶメリットから話していきたいと思います。

ITエンジニアにとって英語を学ぶことはどんなメリットがあるでしょうか?

すぐに思いつくものでも

・より多くの情報にアクセスできる
・公式ドキュメントなどから最新情報を入手できる
・エラーコードが理解しやすくなる

・・・などがあります。
逆に言えば、英語ができないとアクセスできない情報が大量にあり、最新情報も入手し難い、ということになります。

 


これは一例ですが、Internet World Statsの統計(2019年4月30日時点)によれば、Webのユーザーを使用言語で分けた場合、英語が全体の25.2%、日本語が2.7%となっており10倍近い開きがあります。

情報の種類にはよりますが実際にGoogle検索の結果件数も日本語と英語では10倍程度の開きがあることが多いです。

とにかく、英語が使えるとアクセスできる情報量が約10倍程度に増える、と考えてよいでしょう。

また、技術書などを考えても、英語でしか手に入らないものは数多くあります。
Udemyなどのような講座も英語字幕のみという場合もありますよね。

このように、英語ができるだけで入手できる情報の量はグッと増えるのです。


もちろん、上であげたものはあくまでも一般論なので、それ以外にもメリットはいくらでもあります。
様々あるメリットの、どれが一番自分にとって嬉しいかを考えると、学習の方向性が決まってきますので、「英語を学びたい」だけでなく「なんのために学ぶのか」を自分でも考えてみてください!

 


英語学習のポイント

これまで英語を学ぶメリットについて考えましたので、次は実際に英語を勉強していく上で気をつけるべきポイントについて述べていきたいと思います。

英語を学ぶ中で気をつけるべきポイントとして以下の3つを挙げます。

  1. 目的を決める
  2. 自分のレベルを把握する
  3. 継続する

以下で、それぞれについてみていきましょう!

 

目的を決める

英語を学ぼうとする際に最初に決めたいことは、「目的を決める」ということです。
例えば
「英語のドキュメントを読みたい」
「英語でOSSに参加したい」
など、英語をつかう場面を具体的に思い浮かべましょう。

ただ漠然と「英語を学ぼう」と学習を始めてしまうと、あれもこれもと際限なく学習範囲が広がってしまい、なかなか結果がついてきません。

まずは、目的を決めることで「何を学ぶか」「何を学ばないか」をしっかり決められるようにしましょう。

 

自分のレベルを把握する

目的を決めたら、次に現在の英語力を把握しましょう。

現在の英語力の把握には、TOEICなどのテストではなく到達点の環境を体験してみるのがオススメです。
なぜなら、資格試験の英語は全般的な英語力を測るものであり、あなたの目的の達成には遠回りになるからです。

例えば英語でドキュメントを読みたいのであれば、実際に英語でドキュメントを読んで目指すべきゴールと現時点とのギャップを把握することが大切でしょう。

もし文法や単語がほとんどわからないというレベルであれば、まずは基礎となる単語や文法を学習する必要があります。
このような場合、翻訳ツールを使いながらむやみに読み進めても英語スキルは上がらないどころか、変な癖がついて後の学習の妨げになる可能性もあります。

また、文法はだいたい知っているけれど単語がわからないというのであれば、実際に読み進めながらその都度辞書を引きながら覚えていくほうが効率的でしょう。

現状と目的とのギャップを把握し、適切なアプローチをとることで目的に向かって効率的に学習を進めることができるでしょう。

必要ないことは思い切って学ばないことも語学の学習には必要です。
英語はあくまでツール。英語自体を学ぶことが目的とならないようにしましょう。
 

継続する

最後になりますが、
英語の学習でもっとも大切なポイントは「継続すること」です。

周りの語学学習者に聞いたり、学習塾などで英語を教えたり自らも学んできた経験からの話になってしまいますが、語学が上達する人に共通する性質として「諦めが悪い」というものがあります。

要領の良さではなく、諦めの悪さです。
これは言い換えると「継続的に学習できるかどうか」ということになると思います。

どのような学習でも言えることですが、語学においても継続的に学習することの効果が大きいように感じます。


どう継続するか?

ただ、英語に苦手意識を持っている場合、慣れるまでは英語を勉強しようとすることにすら抵抗を感じてなかなか学習が続かないということもあるでしょう。

そのような場合は、まずは身の回りの環境を英語にしてみることがオススメです。

例えば

  • スマートフォンの設定言語を英語にしてみる
  • パソコンの設定言語を英語にしてみる
  • 英語の例文を流すTwitterアカウントをフォローしてみる

 

など色々あるでしょう。

特に、スマートフォンや使い慣れたアプリなどの設定言語を英語にするのはオススメです。
それ自体は英語のスキルアップには繋がらないかもしれませんが、なんとなく日々英語に触れていると単語の意味がわかってきたりする瞬間があります。

そのような瞬間の経験を積み重ねていくことで、少しは苦手意識による抵抗感も減っていくでしょう。

 

また、他人を巻き込むことも有効です。
他人を巻き込み、期日ややることを決めることで、「やらなければ」という責任感が出てきます。
例えば、「週末までに◯◯の第1章を読んで、内容について議論する」といったようなやり方も良いでしょう。

ただし、人それぞれ目的やゴールが違えば学習方法も異なってくるので、必ずしも同じ教材を進める人がいるとは限りません。

そこでオススメしたいのが、学習コミュニティへの参加です。
地元で行われているものでも、オンラインで行われるものでも良いでしょう。

例えば、私も英語メンターとして関わっているTechCommitでは毎週土曜日にオンライン英語もくもく会が開催されており、参加者は自分で決めた英語教材に取り組んでいます。

英語でわからない部分があればメンターに質問をすることもできますし、レベルにあった学習方法の相談をすることもできます。

他の参加者と交流することで、定期的に参加する意欲が高まることも学習コミュニティに参加する利点だと思います。

 

まとめ

今回は、ITエンジニアが英語を勉強するとどのようなメリットがありうるか、そして学習する際にはどのような点に気をつけるべきかについて考えました。

ITエンジニアが英語を学ぶメリット

  • 日本語のみの場合と比べアクセスできる情報量が10倍以上になる
  • 日本語では得られない最新の情報が得られるようになる

 

英語を学習する際に気をつけたいポイント

  1. 目的を明確にし、学ぶ範囲を限定する
  2. 自らのレベルと目的にあった学習方法・教材を選ぶ
  3. とにかく継続する

具体的な教材については、人それぞれなので一概にオススメできるものはなく、またレベルや目的に応じて紹介すると分量が多くなってしまうので、別の機会にご紹介したいと思います!

もし自分のレベル感や適した教材がわからなければTechCommit内で質問してくだされば相談にのりますので、ぜひご相談をお待ちしております!

 


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